巨大都市、東京都は、人口1361万人。ポルトガル、ギリシャ、スウェーデンよりも上。GDPの94兆円はインドネシアを超える。
都庁の職員は17万人。都議会も数127人。いかにもマンモスだ。有権者が直接選んでも遠い存在の知事に女性知事を選んだ都民。
しがらみを断ち切り、しがらみのないことを訴えた小池さんに、都政刷新の期待がいかに大きいかがわかる当選だ。有権者が都政が抱える多くの課題に手腕発揮で、期待に応えてほしい。
今や、米国大統領候補のヒラリー・クリントンをはじめ、ドイツやイギリス、韓国など、女性がリーダーとして活躍する時代が当たり前になった。
今回の都知事選では、自民党が時代錯誤的な都連内部の状況や候補者選びから始まり、党員への締め付けなどや選挙戦で墓穴を掘るような応援演説、民進党岡田代表の投票日直前のセンスなき代表戦不出馬表明など小池さんには敵失で助けられた場面もあった。
しかし、SNSを駆使し、ゆりこグリーンの大作戦で、イメージ選挙には完勝した。が、これからが本番。もてる経験や能力が求められる。が、公約実現に向け実力を発揮してくれるだろう。
小池さんは、「東京大改革」を公約している。立ちはだかる壁は巨大だろうが、都民のための都政が国民のためにつながるという信念で頑張ってほしい。
二元代表制下の副知事には、ぜひ有能なしがらみのない人を選んでほしい。都民のための都政を行えば、有権者は、小池さんを信頼すること、間違いない。それが都政の信頼回復。
遠くから応援した知事の誕生で、変わる東京。東京が変われば地方が変わることを想像し、大いに期待している。
この記事へのコメント
tomo
都政の刷新には柵のないことが一番ですね。
自民党のやり方の汚さ!うんざりでした。
私も自民の選挙戦の汚さがなければ増田さんが
誠実そうだと思ったのですが、でも自民の言う事を聞かなければならない人になりそうで没にしたくらいでです。
女性が都知事もいいかと!女性の視点の都政に期待したいです。
本人
社会の中で柵だらけの男性よりも、都知事として、しがらみのない女性が活躍できることは生活者の視点からも大事なことだと思います。暮らしの安心安全をより高めてほしいものです。